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テングス病(天狗巣病)

彼の地で、気になる現象を見つけたので調べたところ「テングス病」とのこと。

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テングス病とはタフリナ菌(taphrina wiesneri(Rath.) mix)という糸状菌(カビ)の一種で胞子が飛散したり雨水に混じったりして拡大する。  
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感染した枝は花が咲かず、枝の所々に多数の小枝が大きな鳥の巣や箒状に群生。放置すれば数年から10数年で枯れる場合があるという。
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その枝は、花の時期にも全く花をつけず葉をつけるのですぐに発見できる。
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テングス病の治療は、病巣部を見つけ次第、付け根から切り取り焼却しなければならない。
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枝を切るとその切り口から腐れやすく、切り口にはチオファーネートソチル剤や硫酸オキシキノリン剤などの防菌・癒合促進剤を塗ることを忘れてはならない。