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蕎麦屋でシェア?

蕎麦屋で女性ふたり連れが「せいろ」と「鴨南蛮」をそれぞれ注文し、出来上がるまでの間、あの店の何が旨いの、この店の何が不味いのというグルメ談義が耳に入り、いささか癖癖しているところへ注文した品物が出来あがり運ばれてきた。
女将が品物をまだテーブルに置かないうちに、件の女性が「スイマセン、シェアするから蕎麦猪口と小椀を付けてください」という。一瞬、店内は時が止まったかのようになる。
女将の「えっ・・」という言葉に続く「出せません!!!」という、はっきりと、そして怒っている声が耳の底に響いたまま時間が流れていき、その日の蕎麦の味を覚えていない。
グルメ談義の前に作法を覚えてきなさいな、と心の中で呟いたのは私だけだろうか。

コメント

ご指摘有り難うございます。
772 とすべき箇所がなぜか 7720 となっていました。

内容でなくて、レイアウトへのコメントですみません。

個別エントリのwidthが定義されなくなってしまったためか。
長い行は折り返されずに、読みにくくなってます。